bowerとnpmは両方ともパッケージが管理できるツール。
npmはNode Package ModulesのことでNode.jsのライブラリやパッケージをインストールし、管理できる。
bowerはツイッターが作ったフロントエンドのパッケージを管理ツールである。
NPM(Node Package Modules)
インストール
npmはNode.jsをインストールすると自動にインストールされる。
使い方
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| # 構成設定ファイルである package.json を作成する
$ npm init
# プロジェクトのみインストール&アンインストール
$ npm install <package> --save
$ npm uninstall <package> --save
# グローバルインストール&アンインストール
$ npm install -g <package>
$ npm uninstall -g <package>
# package.jsonに記載されているパッケージをインストール
$ npm install
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ちなみに--save
をつけるとそのパッケージが依存している全てのパッケージも一気にインストールされる。
Railsでの使い方
- Railsの設定ファイル変更
config/initializers/assets.rb
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| Rails.application.config.assets.paths << Rails.root.join('node_modules')
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- assetsで参照する
require
やimport
を通して使うことができる
Bower
インストール
bowerはNode.jsのパッケージなのでnpmでインストールする。
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| # node.jsのインストール
$ brew install node
# bowerのインストール
$ npm install -g bower
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| # 構成設定ファイルである bower.json を作成する
$ bower init
# ライブラリを検索する
$ bower search <package>
# パッケージを追加し、かつbower.jsonに記録する
$ bower install <package> --save
# '#'をつけるとバージョンを指定してパッケージを追加できる
$ bower install <package>#1.1.1 --save
# bower.jsonに記録されたパッケージをインストールする
$ bower install
# パッケージを削除する
$ bower uninstall <package>
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構成設定ファイル
- .bowerrc
- directory属性設定でパッケージのインストールパス(bower_components)を指定する
- 手動でbowerを使うなら
.bowerrc
を手動で作らなきゃいけない
- bower.json
bower-rails
インストール
使い方
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| # bowerを初期化
$ rails g bower_rails:initialize
# Bowerfileに欲しいアセットを任意に追加
asset '<package name>', '<package version>'
# bowerをインストール
$ rake bower:install
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あとはインストールされたパッケージをrequire
でロードして使う。
参考
npmの使い方
npm とか bower とか一体何なんだよ!Javascript 界隈の文脈を理解しよう
Bower/bower-rails チートシート