環境
- Rails
- 5.1.1
- Vue.js
- 2.3.4
ES6について
Railsでwebpackerを使ってVue.jsを設置した場合、いろんなライブラリがdefaultでインストールされる。その中でbabel-loaderというライブラリがある。
Package.jsonを確認してみると、
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babel-loaderが置いてることが確認できる。
このbabel-loaderをconfig/webpack/loadersにあるbabel.jsで読み込んでES6をトランスパイルしてくれる。
safariはまだES6をサポートしてくれないのでsafariで試してみる。
まず下記のようにbabel.jsのloaderにbabel-loaderを指定したときは
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画像のように正しくリストが表示されてる。
しかし、loaderのところを一回消してみると
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JSをES6で書いたので何も表示されてないことを確認できる。
もう一つ試してみる。
ES6的なclassを定義してVueコンポーネントでそのclassの関数を呼び出してみる。
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シンプルにこういうclassを定義してVueコンポーネントのmountedで呼び出すと
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TodoLogのprinLogという関数が呼び出されてブラウザにlogが出力されたのが確認できる。
アロー関数
vueでアロー関数を使うときは注意しなきゃいけないことがある。
アロー関数は既存のメソッドと違ってthisが変わる。関数自体が親コンテキストにバインディングされているためVueインスタンスにはならない。
thisでVueのコンポーネントを呼ぶ処理をしたいならアロー関数は使ってはならない。
Vueのコンポーネントのmountedをアロー関数を例にして試してみると既存のfunction()だとちゃんとVueコンポーネントが出力されるが
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アロー関数を使った場合はVueコンポーネントが出力されないし、$httpもエラーを出す。
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vue-resource
install
まずnpmでvue-resourceをインストールする。
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yarnを使ってもOK。
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使い方
それからjsでimportして使う。
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参考
Using ES6 arrow functions in Vue.js
ES6の新機能「class構文」 – 基礎編 –